スーパー・ギドク・マンダラ
絶対の愛 奇想か。愛の深遠か。

愛の不安から整形にふみきり、自分の顔をつくり変える女。やがて新しい顔になった彼女は、恋人の前に現れる。真実を知らず、彼女を愛し始める男。しかし、その真実を知った時、彼はある行動をとる…。

■ 監督:キム・ギドク ■ 原題:TIME
■ 出演: ソン・ヒョナ、ハ・ジョンウ、
パク・チヨン、杉野希妃(ソ・ヨンファ)

「絶対の愛」公式サイト


「絶対の愛」公開記念
キム・ギドク レトロスペクティヴ
「スーパー・ギドク・マンダラ」

2/24(土)~3/16(金)、レイトショー他にて開催!
*日本未公開作を含む、長編第2作から全作を一挙上映!

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カテゴリ:監督来日レポート( 4 )
キム・ギドク監督来日レポート・最終日
2月27日(火)
早朝の飛行機で韓国に帰るため、なんとギドク監督は5時起き。海兵隊あがりの監督は、朝にも強かったのでした。
来日中に出会った人たちへの感謝をあらわしながら、機上の人となりました。帰国後は次回作『息(原題)』の仕上げのミキシング作業に入る、ということです。

*来日中のインタビュー・パブリシティについては別の記事でご報告します。
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by zettai-love | 2007-03-08 23:39 | 監督来日レポート
キム・ギドク監督来日レポート・3日目
2月26日(月)
この日も朝10時から取材。今日は、数年前にフランスのドーヴィル映画祭で出会ったという俳優の大森南朋さんと対談(「この映画がすごい!」3月21日発売号)。
大森さんは「キムさん、ドーヴィルで、あなたの映画に出してくれって言ったじゃないですか」というほどのギドク・ファン。ギドク監督も『殺し屋1』『ヴァイブレータ』そして大森さんのお兄さんである大森立嗣監督の『ゲルマニウムの夜』と大森さんの出演作を見ていて、本当に日本語・韓国語の対談なのかと目を疑うほどに自然で和やかな雰囲気。そしてギドク監督が構想中の題材に、大森さんの役を思いつくひと幕も!凄いことになりました。

そして夜は、写真家・荒木経惟さんとの対談で、荒木さん行きつけのバー、「ルージュ」へ。この対談の模様は「トキオン・ジャパン(Tokion)」3月16日発売号に豪華8ページで掲載されます。
『悪い男』以来、ギドク監督にはまったという荒木さん、『悪い男』のプロモーション来日の時に映画会社から荒木さんの写真集をもらって以来、荒木さんの写真に刺激を受けてきたギドク監督ですが、なんと今回が初対面!! 互いに、ある意味で「前人未到」の表現者が出会った貴重な対談となりました。この日は、対談の後も、韓国料理屋からカラオケへと、2人の鬼才はたっぷりと友好をディープに。最後には、荒木さん得意の「ウィスキー水割り墨汁」による似顔絵大会となり、荒木さんがギドク監督を描けば、ギドク監督は荒木さんを描く、という応酬。フランスで「2万人の似顔絵を描いた」という監督の絵は、さすが!トキオンには、その絵もちらりと登場しますので、お楽しみに。
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by zettai-love | 2007-03-08 23:36 | 監督来日レポート
キム・ギドク監督来日レポート・2日目
2月25日(日)
日曜日でも朝10時から取材。ギドク作品が大好きで、監督と何度か会っている俳優の安藤政信さんとの対談もありました。この対談では、互いの愛と友情の化学変化が引き出したのか、居合わせた編集者や映画ライターさんを仰天させる、まさに「ギドク・ワールド」な発言を連発。お待たせして申訳ないのですが、ぜひ掲載誌(「プラス・アクト」4月2日発売号)でお読みください。この日の対談は、なんとカメラマンが映画『好きだ、』を監督した石川寛さんという豪華版でした。
この日は午後5時30分に取材を終えると、まずはスタッフ・関係者とあらためて歓迎ごはん会で人間関係を温め、その後は映画『どろろ』を見て、さらには『さくらん』も見るという取材以上の過密スケジュール!『どろろ』は行定監督を通じて知り合った妻夫木聡さんの主演作、『さくらん』は安藤政信さんも出演しているし、以前に対談した蜷川幸雄さんの娘さんである蜷川実花さんの監督作とあって、「ぜひ見たい」ということに。
さらに深夜の締めくくりは、ひとり夜の渋谷で小さなデジカメを持っての撮影散歩。
この映像は『絶対の愛』がDVD発売される際の特典映像になる予定。過密スケジュールだから、撮影はやめてお休みください、というスタッフの申し出を断って「どうしても撮りたい」と言って夜の街にでかけたギドク監督。ありがとうございます。そして、貴重なギドク撮影による渋谷の街を今から楽しみにしています。
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by zettai-love | 2007-03-08 23:30 | 監督来日レポート
キム・ギドク監督来日レポート・1日目
2月24日(土)キム・ギドク監督が来日しました。
遅くなりましたが、そのレポートをお届けします。

2月24日(土)
午前の便で、羽田到着。優しげで恥ずかしそうな笑顔はあいかわらず。装いも、いつ
もおなじみのキャップタイプの帽子、そしてウィンドブレーカーにジーンズという軽装。驚くことに、荷物は小さなディパックのみ。しかも軽い。なぜか、さすがだと思いました。ホテル到着後は、スタッフと簡単なミーティングしてから軽い昼食。旧知の仲の行定勲監督が、ホテル近くのパルコ劇場で舞台をやっていたので、さっそく昼食もそこそこに行定監督と旧交を温めに。

午後3時から『絶対の愛』プロモーション用取材。韓国エンタテイメント通のフジテレビ・佐々木恭子アナ、監督の大ファンのパーソナリティ・坂上みきさんのインタビューも受けました。

午後7時、来日記念パーティーを映画館ユーロスペースの1階にあるカフェレストラン「プロローグ」で。来場の方々は、現在開催中のギドク監督の旧作特集上映「スーパー・ギドク・マンダラ」のパーティー付き3回券をご購入いただいたお客さま(皆様ありがとうございます)と、ギドク監督と交流のある方やギドク・ファンの著名人の方々。映画監督の崔洋一さん、俳優の風吹ジュンさん、西島秀俊さん、作家の柳美里さん、写真家の長島有里枝さん、吉永マサユキさん、活弁映画監督の山田広野さん、そして『絶対の愛』に出演している女優でタレントの杉野希妃さん(ソン・ヨンファさん)もいらっしゃいました。
パーティーでは、ギドク監督と一人でも多くの方が言葉を交わせるよう通訳の方にずっと付き添っていただき、お客さまや著名人ゲストの中を監督にぐる〜とまわっていただきました。それでも大勢の来場者でしたので、監督とお話できなかった方、申し訳ありませんでした!
パーティーでは、最初に監督がご挨拶。そして『絶対の愛』エグゼクティブ・プロデューサーのハピネット・鈴木径男さんから乾杯の音頭。その他、監督の旧作の予告編を集めた映像の上映や、監督からサイン入りグッズのプレゼント、そして最後には監督が『春夏秋冬そして春』に使われた「江原道アリラン」を熱唱するハプニングも。
アットホームな雰囲気でパーティーは終了。

午後9時10分、『ワイルド・アニマル』舞台挨拶。
満員で立ち見もでる大盛況の場内に監督が入場。新作『絶対の愛』と『ワイルド・ア
ニマル』について話してくれました。→舞台挨拶の詳細は別の記事で。
舞台挨拶終了後はロビーにてマスコミの囲み取材。ここで監督から興味深い発言が飛び出しました。なぜいつも帽子をかぶっているのですか、という質問に監督はこう答えました。
「まだフランスへ行く前、87〜88年頃は私の人生の中で最悪の時期でした。お金もなく仕事もなく、私は食べるために少しでもお金を稼ごうと路上で似顔絵を描き始めました。でもソウルで路上に座っていれば、どうしても知り合いに見られてしまします。それが恥ずかしくて、顔を見られたくないので帽子をかぶり始めたんです。そしてフランスへ行ってもかぶりつづけ、今も帽子をかぶっています。今ではもう映画監督として人が認めてくれているのだから、帽子をかぶる必要はないんですが、その当時のコンプレックスがまだ拭いきれないんです。今までも、世界中で何度もこの質問を受けましたが、本当のことを答えたのは今日が初めてです。私はようやく本当のことが言える人間になりました」と最後には少し涙ぐむギドク監督。かつてインタビューで「私の映画はすべて私のコンプレックスから生まれている」と答えたギドク監督ですが、ギドク映画にある「哀しみ」はこんなところから生まれているのだろうと、たくさんの「哀しい」登場人物たちに思いを馳せたくなる瞬間でした。
*舞台挨拶・囲み取材の詳細は下記のサイトでお読みいただけます。
・シネマトピックスオンライン
・シネマカフェ
・JANJAN
・CROWN JEWEL
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by zettai-love | 2007-03-08 23:25 | 監督来日レポート